KAPATIRAN TIMES No.49
- kapatirantko
- 10月10日
- 読了時間: 2分
長野県上水内郡信濃町野尻湖での毎年恒例のサマーキャンプに行ってきました。今年の参加者は高校生3名男子。3年生が2人、2年生が1人でした。恒例行事といっても参加する学生は毎年変わります。引率する私も、いつも新鮮な経験をさせていただいています。
最近の学生はワイヤレスイヤホンを常時つけているようで、最初に会ったとき話しかけても、聞こえていないので会話にならず戸惑いました。おそらく学生たちも初めて会う人に緊張してリラックスのために音楽などを聴いていたようです。野尻湖に到着してからは徐々に打ち解けてスマホもイヤホンもなしで過ごしていました。
初日は目の前の湖で泳ぎ、車で隣の新潟県の妙高高原温泉に行き、戻ってきて夜ご飯を食べました。夜はとても静かな環境です。もう深夜かなと思ってもまだ19時半ころと、都心とはまったく違う時間の流れに学生たちも驚いていました。灯りにつられて夜はたくさん虫がやってきます。急に目の前に虫が現れて「ひゃっ!」と少し高い声で驚く男子学生の様子がほほえましかったです。
二日目、裏山のゴルフ場で初めてのゴルフプレイを楽しみ、夕方には初めての魚釣り。大きなブラックバスが5匹釣れ、さっそく夜ご飯のおかずの一品になりました。夜ご飯のメインはカレーライス、皆2回はお代わりして、よく食べました。表面張力であふれそうなくらいお椀いっぱいにカレーをよそる姿に若々しいエネルギーを感じました。
三日目、朝から掃除をして、お昼ご飯に素麺を食べて、道の駅でソフトクリームを食べて長野駅から新幹線で東京に戻りました。駅で学生が「よく食べたー!」と言っていたのが印象的でした。東京駅の手前で一人の学生が途中下車しましたが、お別れの挨拶なしで、そのままスーっと新幹線を降りてしまいそうになり、急いで追いかけ「お別れのときは挨拶しようね」と伝えると照れながら挨拶していました。シャイなのと経験がないのと、これもまた新しい驚きでした。
夏の二泊三日の出来事が彼らの今後の糧となることを願います。



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